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2013年7月5日金曜日

14. 宇宙のすべて=タカヒマラという構造

ここで、観察子の背景にある世界観をもう少し眺めておきましょう。まずは、タカヒマラについてです。

ヌーソロジーでは、およそ存在と呼べるもの、そのすべてを送り出している宇宙精神のシステムのようなものを「タカヒマラ」と呼んでいます。このタカヒマラというのは、要するに、宇宙のすべてとも言えるものですが、実はそれはどこかの特別な場所ではなく、まさしく私たちがふつうに生きて暮らしている、いまここの現場のことです。

このタカヒマラの構造を表現するモデルは、これまで幾度も変遷してきました。最初に、『2013:人類が神を見る日』(1997)p.69の図3-1として登場したものが、青と赤の2本の二重螺旋の絡み合いのような定在波的なモデルでした。この2本の青と赤の定在波的な力の流れは、それぞれ定質と性質と呼ばれ、さらにそれに抗うな力の流れとして反定質と反性質と呼ばれるものが示されていました。

次に、『2013:シリウス革命』(1999)p.32の図3として登場したものが「タカヒマラ・テンプレート」と呼ばれるもので、定質と性質の流れを表す、水平方向の2枚のC型プレートからなる「シリウス・プレート」と、で、反定質と反性質の流れを表す、傾斜方向の2枚のC型プレートからなる「プレアデス・プレート」で構成されました。

続いて、『光の箱舟-2013:超時空への旅-』(2001)p.25の図2として登場したものが「ケイブ・ユニバース」と呼ばれるものでした。これは、7つのホロノミーからなる、ウロボロス的な円環構造です。ここで、「ウロボロス的」と言っているのは、自分の尻尾を食うウロボロスの蛇のごとく、7つ目のホロノミーが1つ目のホロノミーにリンクするような構造になっているからです。

最後に、一番最新のタカヒマラのモデルが、ネット上の旧ヌースアカデメイア・サイトで公開されていた「PSO回路」です。これは、この頃から次元観察子の説明によく用いられるようになった「ケイブコンパス」(cave compass)の連鎖で繋げていくようなモデルであり、どこを切ってもケイブコンパスという感じの構造です。「PSO回路には、空間観察子α、次元観察子ψ、大系観察子Ω、脈性観察子Φという、単純に4枚のプレートで構成される「4階層バージョン」と、プレアデス・プレートが2枚(空間観察子αによるスマル・プレート、次元観察子ψによる狭義のプレアデス・プレート)、シリウス・プレートが1枚、オリオン・プレートが3枚(大系観察子Ω9~Ω10のサターン・ルーラー・プレート、大系観察子Ω11~Ω12前半のウラヌス・ワーカー・プレ-ト、大系観察子Ω11~Ω12後半のネプチューン・スイマー・プレート)、脈性観察子Φによるセブン・サンズ・プレートが1枚という、合計7枚のプレートで構成される「7階層バージョン」があります。ここでは、7階層バージョンの図を採り上げておきましょう。

以上は、宇宙のすべての存在を構成するタカヒマラの構造を理解するために、各観察子が便宜的に巧妙に配置したモデルであり、新しいモデルが提示されるほど、より単純化された、わかりやすいものとなっているように思います。

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