ページビューの合計

2013年7月14日日曜日

16. 観察子の種類と構造の概略

さて、ここで、いよいよヌーソロジーにおける観察子の種類と構造の概略を述べておきましょう。構造と聞いた途端に「難しい!」と感じることはありません。あくまでも、ヌーソロジーにおける壮大な世界観を説明するための、便宜的なモデルのようなものくらいに考えておくのが無難でしょう。ここではおぼろげにでもつかんでおけば十分でしょう。

まず、観察子の種類は、次の4種類があります。

●空間観察子:(自己側)α1~α14、(他者側)α*1~α*14
●次元観察子:(自己側)ψ1~ψ14、(他者側)ψ*1~ψ*14
●大系観察子:(自己側)Ω1~Ω14、(他者側)Ω*1~Ω*14
●脈性観察子:(自己側)Φ1~Φ14、(他者側)Φ*1~Φ*14

『2013:人類が神を見る日』(1997)『2013:シリウス革命』(1999)『光の箱舟-2013:超時空への旅-』(2001)という既刊3部作では、空間観察子、次元観察子、大系観察子までの3種類しかありませんでした。しかも、番号も各々12までしかなく、13は単に1~12の取りまとめ的なものとしてのみ、扱われており、これら1セットが次の種類の観察子の1に候するとのことでした。結局、簡単にまとめると、以下のように、変更になったというわけです。

○4種類目の観察子として「脈性観察子」Φが追加された。
○各観察子が1~12⇒1~14へと変更された。
○1~12が1セットで次の1となる⇒1~8が1セットで次の1~2となる。

そもそも、『2013:シリウス革命』p.172では、

●空間観察子…主に「物質」の次元で使われる。
●次元観察子…主に「意識」の次元で使われる。
●大系観察子…主に「イデア」の次元で使われる。

とされており、キリスト教の父と子と聖霊ならぬ、物質と意識とイデアという三位一体(トリニティ)の構造を作っているとしていたのでした。とすると、脈性観察子は、何の世界を説明することになるのでしょうか。もし、これが、

●脈性観察子…主に「生命」の次元で使われる。(個人的予想)

だとしますと、非常に面白いことになるわけです。つまり、イデアを超えているのが生命ということになるわけです。そう言われても、一体何を言っているか思考が停止してわからなくなりますが、ついつい精神と物質の関係を無機質的なものに考えがちな私たちにとっては興味深い観点を与えてくれることになるかもしれません。

この空間観察子、次元観察子、大系観察子、脈性観察子という4種類の観察子は、それぞれプレアデス、シリウス、オリオン、シリウスの上次元という一見天文関連の言葉のような4種類の精神の構造とも関係し、さらにそれらは、人間、ヒト、真実の人間、ヒトの上次元(もしくはヒトの総体)の精神の内部構造と関係するようだ。私たちのごくふつうの常識では、プレアデス、シリウス、オリオンという言葉は、それぞれ牡牛座の一部を構成する星団、恒星、星座もしくは星雲の名前でした。しかし、コウセンさんがオコツトと呼ばれる謎のソース源からチャネリング的に受け取った情報である「シリウス・ファイル」における独特の文法構造である「シリウス言語」の文脈の中では、それらはある種の段階の精神の構造に対する呼称のようなものと捉えた方がいいと考えます。

もう一度簡潔にまとめておくと、対応性は、

●空間観察子⇔プレアデス   ⇔人間の精神の内部構造
●次元観察子⇔シリウス    ⇔ヒトの精神の内部構造
●大系観察子⇔オリオン    ⇔真実の人間の精神の内部構造
●脈性観察子⇔シリウスの上次元⇔ヒトの上次元の精神の内部構造

という感じになります。これが果たしてそのままイコールになるか否かは十分な検討が必要となると思われます。宇宙のすべての存在とも言えるタカヒマラの構造に対する、現時点での最新モデルである「PSO回路」(7階層バージョン)では、

●空間観察子:α1~α8,α*1~α*8⇔スマル・プレート(プレアデス・プレートの下位構造)
●次元観察子:ψ1~ψ8,ψ*1~ψ*8⇔プレアデス・プレート
●大系観察子:Ω1~Ω8,Ω*1~Ω*8⇔シリウス・プレート
●大系観察子:Ω9~Ω10,Ω*9~Ω*10⇔オリオン・プレートのサターン・ルーラー・プレート
●大系観察子:Ω11~Ω12,Ω*11~Ω*12の前半⇔オリオン・プレートのウラヌス・ワーカー・プレート
●大系観察子:Ω11~Ω12,Ω*11~Ω*12の後半⇔オリオン・プレートのネプチューン・スイマー・プレート
●脈性観察子:Φ1~Φ14,Φ*1~Φ*14⇔セブン・サンズ(七つの太陽系)・プレート

という対応になっています。これらについては、機会があれば、もう少し丁寧に見ていくことにして、ここでは名称程度にとどめて、詳しい説明は保留にしておきましょう。






0 件のコメント:

コメントを投稿