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2017年4月26日水曜日

☆52. かる~い勉強会です。「ヌーソロジー実学的実験室」ほんとう?

急な参加者募集になりますが、4/30(日)の13時から大津京付近の会議室で、ヌーソロジー攻略研究会主催の勉強会を開催致します。

ヌーソロジー(旧・ヌース理論)は、半田広宣氏が1989年から探究および構築をされているもので、1997年に徳間書店から刊行された『2013:人類が神を見る日』(以下、『人神』と略す)が最初の書籍になります。今年は、その最初の書籍である『人神』から20周年の記念すべき年です。

ヌーソロジー(以下、ヌースと略す)は独自の空間概念を駆使して、大胆にも、自然科学(特に、現代物理学)と人文科学(特に、現代思想)の結合を目論み、その間のミッシングリングを補完すべく、歴史の表舞台から抹消され、時代の隅に追いやられた神秘思想なども用いて、精神から物質に至るすべてのものを統合的に説明しようと試みているものだと思います。いわば、哲学の精神的知性を父に、科学の物質的知性を母に持つ、まだ生まれたばかりの新生児、いや、生まれる直前の胎児のようなものかもしれません。

今回は今までヌーソロジー攻略研究会のレクチャーで行っていた素粒子物理学関連の小難しい話は脇に置いて、非日常的観点の考え方であるヌースを、無謀にも、日常に持ち込んで使う使い方を模索しようと思います。そのために、「わたしである」というその問題の起源へのアプローチを取っ掛かりにしてアクセスしてみます。用意周到な既存のやり方は棚上げにして、ぶっつけ本番の「いきなりジャングルへのパラシュート降下」法のような感じで始めたいと考えております。

題して「ヌーソロジー実学的実験室」。まあ、実験と言っても、何かの科学実験などを実際にするわけではありません(今話題の「NC-Cube」とかを使ったりするわけではありませんから、念の為)。日常慣れ親しんできた「わたしである」意識を、少しだけ揺さぶってみるといった感じでしょうか。

なんか日々の仕事に疲れて、ちょっと気分転換に、ふだんとまったく違う方向から、思考の光を照らしたい人に最適です。ゴールデンウィーク中ですが、急に予定がなくなったりして、なんか退屈だなあと感じている方でもOKです。ヌーソロジー初心者の方でも大歓迎です。少し足を延ばして、ヌーソロジー攻略研究会主催の勉強会に参加してみませんか?

●日程 2017年4月30日(日)

●時間 13:00から17:00まで4時間(予定)

●場所 JR大津京周辺の研修室(予定)
(JR京都駅から12分ほどなのでさほど遠くないです!)
    ⇒集合:12:45~12:55  JR大津京駅改札口を出たところ

※場所は変更の可能性があります。最新情報は、お手数ですが、ヌーソロジー攻略研究会(http://nooskoryaku.blogspot.jp/)のサイトでご確認下さい。

●参加費 2,000円

●内容 ヌーソロジー実学的実験室
Ⅱ部構成
・第Ⅰ部(13:00~16:00):レクチャー(講師:Φ=WHY?)
・第Ⅱ部(16:00~17:00):交流会

○主催 ヌーソロジー攻略研究会 Φ=WHY?
URL:http://nooskoryaku.blogspot.jp/  
連絡先e-mail:whyanywhere@gmail.com

参加者募集は本日4/26(水)今から開催日前日の4/29(土・祝)までのわずか4日足らずです。もしご興味がおありになり、参加ご希望の方はご自分の氏名と連絡先(できれば携帯メール)を書いて、メールで送って下さい。なお、事前に参加表明なさらずに参加される場合は、資料の部数が足りずに配布できないことがあります。また、参加者合計が3人を割り込む場合は中止される場合がありますので、予めご了承願います。



2017年1月12日木曜日

☆51. ヌーソロジー20周年攻略アクアリウム in 東海(第2回) ~男と女の意識の幾何学~ 開催案内

●日程 201725日(
●場所 「風の庵」(愛知県東海市荒尾町下油田33-8)…最寄駅:名鉄「聚楽園」
●参加費 2,000(資料代込み)
●内容 ヌーソロジー20周年攻略アクアリウム in 東海(第2回)Ⅱ部構成
・第Ⅰ部(1) (11:0012:00)レクチャー「男と女の意識の幾何学Ⅰ」
            (講師:Φ=WHY?)
     (12:0013:00)質疑応答・交流会・昼食休憩
・第Ⅰ部(2) (13:0015:00)レクチャー「男と女の意識の幾何学Ⅱ」
・第Ⅱ部   (15:0017:00)理学博士・森裕平氏との対談および討論会
○主催   「尾張はハジメのヌースる会」 片岡ゆかり
    (e-mailaisonomono_8888@ezweb.ne.jp
 全面協力 「ヌーソロジー攻略研究会 Φ=WHY?
    (URLhttp://nooskoryaku.blogspot.jp/ e-mailwhyanywhere@gmail.com


※参加ご希望の方は、上記連絡先宛てに、21日(23時までに、ご自分の氏名と連絡先(できれば携帯メール)を書いて、「尾張はハジメのヌースる会」の片岡ゆかり宛て、または、「ヌーソロジー攻略研究会」のΦ=WHY?宛てにメールで送って下さいなお、事前に参加申し込みをなさらずに急遽参加される場合は、資料の部数が足りずに配布できないことがあります


早いもので、半田広宣氏の『2013:人類が神を見る日』の初版本が出版されて、今年で20年。当時「素粒子の正体は、われわれの意識だった!意識進化はすべてを光に変える!」という衝撃的な帯を目にして思わず手に取ったのを思い出します。

ヌーソロジーは、無謀にも自然科学(特に、現代物理学)と人文科学(特に、現代思想・哲学)の融合を目論み、その媒介として、ミッシングリングを補完すべく、歴史の表舞台から抹消され、時代の隅に追いやられた神秘学までをも用いて、精神から物質に至るすべてのものを統合的に説明しようと試みていますその中でいまだに一番の醍醐味と言えば、大胆不敵にも正面切って素粒子構造を人間の認識や意識といったものとの対応付けを図ろうとしているところです。

さて、今回は、ヌーソロジーで扱う人間の認識や意識について、男と女という側面から見てみようと思います。ヌーソロジーではよく宇宙的な性差をNOOSという青の情動の流れとNOSという赤の情動の流れで表現されます。喩えるなら青と赤の2匹の龍が絡み合って生成されているのがこの宇宙というわけです。物理学においても、位置(空間)と運動量、時間とエネルギーというように、多くの物理量は対をなす2つの物理量が基本単位となっています。そして、量子的分野における不確定性関係というものも、この対をなす2つの物理量の間で起きている関係です。簡単に言ってしまえば、宇宙の基本単位は互いに相補的な双子だということです。一見、肉体的にも精神的にも全然異なる存在のように見える人間の男と女も実は双子なのだというのがヌーソロジー的な観点でもあります。

そこで、今回そうした男と女という観点から、改めてヌーソロジーを見てみようという新しい試みです。さて、どうなりますことやら。今回も2部構成にし、前回と同じく、物性物理の分野で活躍されていた理学博士の森裕平氏をお迎えして、対談形式でさらに面白いお話などできればと考えております。今回は前回よりもう少しざっくばらんな会合にしたいと思いますので、気軽にご参加下さい。ーソロジーの「ヌ」の字も素粒子もよくわからない方でも、興味がある方なら、どなたでも参加OKです!是非いらっしゃって下さい。

2016年10月8日土曜日

☆50. ヌーソロジー攻略シリーズDVD発売完了のお知らせ

お蔭様で、大好評につき、以下のDVDは在庫がすべて売り切れになりました。みなさま、どうもありがとうございました。

★ヌーソロジー攻略シリーズDVD

○第1弾『ある意味ノマド(遊牧民)的「ヌーソロジー攻略研究会」2015 in 福岡』(第1回)~ヌーソロジーとは何か?~

2016年10月3日月曜日

☆49. ヌーソロジー20周年攻略アクアリウム in 東海(第1回) ~素粒子と意識とヌーソロジー~ 開催案内




「素粒子の正体は、われわれの意識だった!意識進化はすべてを光に変える!」――約20年前、精神世界のコーナーのカウンター付近に平積みにされた、半田広宣氏の『2013:人類が神を見る日』の初版本を手にしたとき、その帯にはこう書かれていました。

素粒子発見の歴史は1897年のジョセフ・ジョン・トムソンによる電子発見から始まりましたが、そのちょうど100年後の1997年に出版されたのが『2013:人類が神を見る日』で、何とも不思議な符合です。そして、その2013年までには素粒子物理の標準理論に登場するすべての素粒子が見つかっているというのもなかなか意味深です。

そんなわけで、ヌーソロジーと素粒子とは、最初から深い関係にありました。というか「素粒子をどのように見るか」というのがヌーソロジーの肝中の肝であり、まさしくヌーソロジーの本分だと言っても過言ではないでしょう。

ヌーソロジーは、無謀にも自然科学(特に、現代物理学)と人文科学(特に、現代思想・哲学)の融合を目論み、その媒介として、ミッシングリングを補完すべく、歴史の表舞台から抹消され、時代の隅に追いやられた神秘学までをも用いて、精神から物質に至るすべてのものを統合的に説明しようと試みているものです。その中でいまだに一番の醍醐味と言えば、大胆不敵にも正面切って素粒子構造を人間の認識や意識といったものとの対応付けを図ろうとしているところです。この極上のトンデモなさにこそ、他に類を見ないずば抜けた面白さが潜んでいるのです。

そこで、今回、意識と素粒子とヌーソロジーの関係について、改めてその理解のヒントとなるようなものを模索してみます。量子という考え方は、今や素粒子物理学に限らず、物性物理学など広い分野にわたって展開・応用されており、今回は第二部では、その物性物理の分野で活躍されていた理学博士の森裕平氏をお迎えして、対談形式でより突っ込んだ話などができればと考えております。みなさんの無意識の奥深く、人知れず情動の量子が沸き立つ現場をちょっと覗いてみませんか? もちろん、ヌーソロジーの「ヌ」の字も素粒子もよくわからない方でも、興味がある方なら、どなたでも参加OKです!

●日程 2016年11月20日(日)

●時間 11:00から17:30まで途中昼食休憩を挟んで6時間半(開場:10:30)

●場所 「風の庵」(愛知県東海市荒尾町下油田33-8)…最寄駅:名鉄「聚楽園」

●参加費 3,000円(資料代込み)

●内容 ヌーソロジー20周年攻略アクアリウム in 東海(第1回)(Ⅱ部構成)

・第Ⅰ部(1) (11:00~12:00):レクチャー「ヌーソロジーとは何か?」
            (講師:Φ=WHY?)

・第Ⅰ部(2) (12:00~14:00):質疑応答・交流会・昼食休憩

・第Ⅱ部(1) (14:00~16:00):レクチャー「意識と素粒子とヌーソロジー」
            (講師:Φ=WHY?)

・第Ⅱ部(2) (16:00~17:30):Φ=WHY?と理学博士・森裕平氏との対談および討論会

  ※状況に応じて、時間を延長する場合がありますので、予めご了承下さい。

○主催   「尾張はハジメのヌースる会」 片岡ゆかり
    (e-mail:aisonomono_8888@ezweb.ne.jp)

 全面協力 「ヌーソロジー攻略研究会」  Φ=WHY?
    (URL:http://nooskoryaku.blogspot.jp/ e-mail:whyanywhere@gmail.com)



※参加ご希望の方は、上記連絡先宛てに、11月17日(水)23時までに、ご自分の氏名と連絡先(できれば携帯メール)を書いて、「尾張はハジメのヌースる会」の片岡ゆかり宛て、または、「ヌーソロジー攻略研究会」のΦ=WHY?宛てにメールで送って下さい(なお、事前に参加申し込みをなさらずに急遽参加される場合は、資料の部数が足りずに配布できないことがあります)。

2016年9月20日火曜日

☆48. ヌーソロジー攻略シリーズDVD&小冊子のご案内

ヌーソロジーへのハンドメイドなアプローチDVDおよびアプローチ・ブック、絶賛発売中!!

★ヌーソロジー攻略シリーズDVD

○第1弾『ある意味ノマド(遊牧民)的「ヌーソロジー攻略研究会」2015 in 福岡』(第1回)~ヌーソロジーとは何か?~(¥3,000(税込))

「ヌーソロジーとは何か」をつかむための初歩的アプローチと、半田広宣氏との対談も収録してあります。

 【DISC 1】
1. 自己紹介~ヌーソロジーと私~
2. ヌーソロジーとは?
3. ヌーソロジーの人間観・世界観・宇宙観
4. ヌーソロジーの構造論
5. 次元観察子全体の概略
6. 「わたし」という構造
7. 次元観察子と素粒子対応の概略

【DISC 2】
1. ヌーソロジー的生命探究のために
2. 観察者と対象の数学のヒント
3. 特別付録:対談・半田広宣×Φ=WHY?

※送付が必要な場合、送料および送付手数料は、1~2枚まで500円(税込)



★ヌーソロジー攻略シリーズ小冊子

○第1弾『ヌーソロジー・ド超入門』(全50頁+表紙)
(カラー版:¥1,100(税込)、モノクロ版:¥600(税込))

「ヌーソロジーとは何か」をつかむための初歩的アプローチと、既刊の著作からの現行のヌーソロジーの変更点などを解説しております。

○第2弾『続・ヌーソロジー・ド超入門』(全60頁+表紙)
(カラー版:¥1,300(税込)、モノクロ版:¥700(税込))

ヌーソロジーの重要概念である「対化」「等化」に始まり、人間の意識構造と関係が深いとされる次元観察子(特にψ1~ψ8)の概略を解説しています。

○第3弾『ヌーソロジーのための物理学超入門』(全144頁+表紙)
(カラー版:¥3,000(税込)、モノクロ版:¥1,600(税込))

ヌーソロジーと関連する物理学的な内容のうち、物理学の近代史からU(1)ゲージ変換周辺までを中心に、次元観察子と関連付けるアプローチを試みております。

○第4弾『ヌーソロジーのための数学超入門』(全140頁+表紙)
(カラー版:¥3,000(税込)、モノクロ版:¥1,600(税込))

ヌーソロジーと関連する数学的な内容のうち、U(1)およびSU(2)対称性周辺を中心に、次元観察子と関連付けるアプローチを試みております。

※送付が必要な場合、送料および送付手数料(1~3冊程度まで)¥500



販売元:ヌーソロジー攻略研究会
連絡先:PCメールアドレス…whyanywhere@gmail.com

2016年1月27日水曜日

★ヌーソロジー攻略研究会・目次

ヌーソロジーについて、現時点までに書いた記事の一覧です。アクセスしやすいようにまとめてみました。よろしかったから、ご覧下さい。

1. ヌーソロジーとの出会い
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/05/1.html
2. 今なぜヌーソロジーなのか?
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/05/2.html
3. ヌーソロジー関連のサイト
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/06/4.html
4. ヌーソロジーの持つイメージ
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/06/5.html
5. ヌーソロジーとは?
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/06/6.html
6. 「人間」から「変換人」へ
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/06/8.html
7. なぜヌーソロジーを難しいと感じるのか?
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/06/9.html
8. そもそも、ヌースとは何なのか?
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/06/10.html
9. ヌースとは何か?
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/06/11.html
10. ヌースとは超ひものこと?
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/06/12.html
11. ヌーソロジーを理解する手掛かり
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/06/11_18.html
12. ルビンの壺とヌーソロジー
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/06/12_27.html
13. 観察子の背景にある世界観
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/07/13.html
14. 宇宙のすべて=タカヒマラという構造
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/07/14.html
15. ノウスとノス
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/07/15.html
16. 観察子の種類と構造の概略
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/07/16.html
17. 既存の著作からの観察子の構造の大幅な変更(1)
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/07/17-1.html
18. 既存の著作からの観察子の構造の大幅な変更(2)
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2013/07/18-2.html
19. ヌーソロジーの理解の仕方のヒント
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2014/07/19.html
20. 「2013」と次元交替化のサイクル
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2014/07/20-2013.html
21. シリウスのハーベスト・プログラム
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2014/07/21.html
22. この「私」とは何者であるか?
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2014/07/22.html
23. 人間の無意識の潮流と神秘学
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2014/07/23.html
24. シリウス言語とは?
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2016/01/24_27.html
25. ヌーソロジーの基本用語
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2016/01/25.html
26. 対化の概念とそのイメージの描像
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2016/01/26.html
27. 等化の概念とそのイメージの描像
http://nooskoryaku.blogspot.jp/2016/01/27.html

27. 等化の概念とそのイメージの描像

さて、ここで問題ですが、「等化」をどのように考えればよいかということです。そもそも「対化」する二項というのは、まさしく「対立項」でもあり、互いが互いにとって特殊な存在であるとも言えます。つまり、敵対関係にあるがごとく、全く違う立場にある存在であり、互いが互いを同等な存在として見ないとも言えます。こうした「対化」の関係にある二項が「たいして違わない、単なるバリエーションの違いでしかない」といった観点に立てることが「等化」ではないかと思うます。

少し抽象的すぎますので、例を挙げておきますと、「青」と「赤」というと寒色と暖色という感じで全く違う感じであり、「対化」的な存在だと言えますが、どちらも「色」という意味では「等化」されていると言ってもいいのではないでしょうか。「形」や「数」ではないが「色」の一種として「等化」できるというわけです。ではそれに対して「中和」はどんな感じかと言えば、「青」と「赤」を混ぜた色としての「紫」という「色」は「中和」と呼べるのではないかと考えます。ただし、「等化」と「中和」は互いに反転関係であると言われると、この色の喩えではピンと来なくなってしまいます。

あえて言うなら、「青」と「赤」で次の関係としてピンと来る色は、「緑」だと言えば、「光の三原色」の残りの一色であり、「黄」だと言えば、「色の三原色」の残りの一色です。この「光の三原色」と「色の三原色」をそれぞれ「見るための色」と「見られるための色」と名付ければ、「緑」と「黄」が「対化」の様相を呈してきます。

 次に、前述の「対化」の幾何学的描像の延長線上に「等化」の幾何学的描像を考えてみましょう。前述のように、+1と-1の「対化」の関係が「原点Oを中心とする180度の回転」で表せるなら、ちょうどその真ん中の「原点Oを中心とする90度の回転」(反時計回りを正とする90度の回転)というものはどういうことになるか考えてみます。


等化の描像(1)

通常、1から-1に至る過程の半分という意味では、「+i」が対応すると考えます。ここで登場する「i」とは、「虚数単位」です。
どういうことかと言うと、私たちが普通に使っている数というのは、「実在する数」という意味で「実数」と呼ばれます。この実数は2回掛け合わせる(2乗する)と必ず正の数になります。つまり、が実数であるなら、


というわけです。実際、


となって、正の数も負の数も2乗すると、正の数になります

ところが、あえてここで、


となる数xというものを考えます。すると、数学の2次方程式を解いたり、物理学の諸現象を説明する上で、とても説明しやすくなるのです。訳のわからない数を導入して説明しやすくなるとは、詭弁のようであるが、構造的には綺麗な説明ができるようになります。そこで、
となる数のうち、正の方を「虚数単位」と呼んで「i」と書く。つまり、あえて書くなら、

と定義するというわけです。これが「虚数」と呼ばれるのは、実際にはそのままではあり得ないような「虚」なる数だからです。あり得ない数が自然界にはあるのだから、これほどパラドクシカルな詭弁はないような気がします。その基準となる単位を、「虚数単位」と呼ぶわけです。これに対して、1は実数の基準となる単位であるから、「実数単位」と呼ばれます。
この実数単位を基準とする「実数軸」という数直線と、虚数単位を基準とする「虚数軸」という数直線を直交させてできる平面が、「複素数平面」(あるいは「ガウス平面」)と呼ばれる平面です。
すると、前述の「原点Oを中心とする90度の回転」というものは「実数軸を複素数平面上で回転する操作」ということになります。これは結果的に、「ある数に虚数単位iを掛ける操作」のことです。まとめると、
・ある数に-1を掛ける操作…複素数平面上での「原点Oを中心とする180度の回転」
・ある数に+iを掛ける操作…複素数平面上での「原点Oを中心とする90度の回転」
ということになる。


等化の描像(2)

果たして、この「原点Oを中心とする90度の回転」は「等化」と言っていいのでしょうか。疑問に感じるところです。実際、原点Oを中心とする反時計回りに90度の回転を4回続けると、一周して元の場所に戻ってきます。途中経過を見てみると、最初の90度の回転で、+1は+iになり、次の90度の回転で、+iは-1になり、続く90度の回転で、-1は-iになり、最後の90度の回転で、-iは+1になるということです。こうして、「原点Oを中心とする回転」の中で+1と-1を見た場合、それは既に対立項ではなく、単なる回転操作の一つのバリエーションでしかなくなっていることに気付くはずです。これこそが、「等化の本質」なのだと思います。